二八会について
昭和31年に発足した「京蕎麦二八会」。
成り立ちのきっかけは、京都高島屋で毎年開催されている「京の味 ごちそう展」の第1回目のイベントに、京都の老舗蕎麦屋が協力したことに始まります。
「その頃から、京都の街にはいろんな形態の蕎麦屋がありました。製麺屋から麺を仕入れる店、自家製麺にこだわる店など。そんな中、『自家製麺にこだわっている蕎麦屋』だけが集まり、活動をスタートさせました」。
活動内容のメインは、毎年、京都高島屋で催される「京の味 ごちそう展」への参加です。
このイベントでは、当会の会員である蕎麦店が、名物メニュ−や新作などを展示します。
また、4~5店が協力をし、季節感を感じさせる「創作蕎麦」のブースも設置したことがありました。並行して、大食堂で各店の蕎麦メニュ−を提供しておりました。
そして平成23年には、初めての試み「催事場に16席のカウンターを設け、お客さんの目の前で、蕎麦の手打ちから湯がき、盛り付けまで工程をお見せし、蕎麦を提供しました」。手打そばの実演及び講演など、老舗の蕎麦屋がその全てをおこなうだけあって、今まで以上にお客様に喜んで頂いてると思います。
この他にも、不定期で「そば処めぐりスタンプラリー」を開催し、新蕎麦の季節や晦日蕎麦の時期には、京都新聞にコラム記事を掲載するなど、活動は多岐にわたります。
この美しい古都、伝統と文化を守り 人々の心に残るお蕎麦作りを
京蕎麦二八会は日々精進しております。今後ともよろしくお引立てをお願いします。